受付時間 9:00~18:00 (水曜定休)

【神奈川・東京】藤沢、鎌倉、茅ヶ崎の屋根・外壁塗装工事ならアカデメイアにおまかせください

塗装の悩みがコレで解決!「外装リフォーム成功マニュアル」無料プレゼント!詳しくはこちら

【よくある疑問】外壁塗装のベストシーズンはいつなの?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
  • A社:春は気候が穏やかだからいいですよ!
  • B社:冬は空気が乾燥しているからいいですよ!
  • C社:冬は寒いからダメですよ!

など、塗装に適した時期について業者の言うことがバラバラ・・・

結局のところ、いつがベストシーズンなの?と困ってしまいますよね。

 

実は、ここには明確な判断基準が存在します。

 

本記事では、「塗料の性質」という観点から、誰でもわかるように

塗装のベストシーズンについて解説していきます。

判断基準は「気温」と「湿度」

まず、塗装に「適している・適していない」という”ことば”の意味ですが、

  • 適している=塗料の性能が発揮される
  • 適していない=塗料の性能が発揮されなくなる

という前提で説明していきます。

 

塗装に適していないとされる条件は、「気温5℃以下」「湿度85%以上」と定められています。

実際に、日本建築学会標準仕様書の中に

塗装場所の気温が5℃未満相対湿度が85%以上もしくは換気が適切でなく結露する等によって塗料の乾燥に不適切な場合は、原則として塗装作業に着手しない。やむをえず塗装をする場合には、採暖や換気等の養生を行う。

【引用】建築工事標準仕様書・同解説 JASS18 塗装工事より

と明記されています。

気温5℃以下では塗料が固くなってしまいますし、湿度85%以上では塗料がなかなか乾きません。

つまり、性能が発揮されないということです。

この章のまとめ
「塗料の性質」という観点から見ると、「気温が5℃以下にならず乾燥している時期が適している」と言えそうですね!

 

「平均気温」から考える

では、1つ目の条件である「気温5℃以下にならない時期」はいつ?ということを考えていきます。

 

では、神奈川県の月別気温データを見ていきましょう!

神奈川県の平均気温の推移(NOAAデータより)

最高気温

まずは最高気温を見てみましょう。

神奈川県の場合、年間を通して最高気温が5℃を下回る月はありません。

塗装をするのは日中ですから、1年中どの時期でも塗装することができます。

 

最低気温

つぎに最低気温を見てみましょう。

今度は、12月・1月・2月・3月は5℃以下となっています。

つまり、12~3月の間は5℃以下になるときもあるため、管理上注意が必要な月といえます。

※この時期は「朝露」によって屋根や壁が湿るので、しっかり乾燥してから塗ってもらうように注意しましょう!

この章のまとめ

1年中施工は可能。でも、12~3月はしっかりと気温低下に気を配る必要がある!

 

「平均降雨量」から考える

つづいて、塗装の大敵は「雨」。

ということで、雨の多い時期・少ない時期はいつ?ということについて考えていきましょう!

神奈川県の年間降雨量の推移(NOAAデータより)

このグラフを見ると、

  • 6月、9月、10月は雨が多い
  • 11月~2月は雨が少ない

ということが言えそうですね!

この章のまとめ
最も乾燥している時期は11月~2月

 

最も塗装に適した季節は?

繰り返しになりますが、塗料の性能を発揮させるには

  • 気温5℃以下を避ける
  • 湿度85%以上を避ける

という2つの条件を守ることが大切です。

 

ということは、「気温が5℃以下にならず、乾燥している時期」の2つの条件を満たした月が適した季節といえます。

気温5℃以下になりにくいのが4~11月、最も乾燥している時期が11~2月でしたね!

この2つの条件を最も満たしているのが「11月です。

つまり、11月がベストシーズンと言えそうですね!

 

塗装に向かない季節は?

塗装に向かないのは、次のどちらかの条件を満たす季節です。

  • 気温5℃以下がずっと続く季節
  • 湿度85%以上がずっと続く季節

たとえば東北や北海道などの寒い地域の場合、冬場の施工はできません。

 

一方で、関東地方ではこれらの条件を満たす時期がありません。

そのため、「塗装に不向きな季節はない」と考えて問題ありません。

 

管理に注意が必要な季節はある

一方で、「管理」に注意が必要な季節はあるので、まとめていきます!

雨が多い時期

雨の日は施工ができませんから、工事は中止になります。中止が続くと業者としては、早く終わらせたい!

一方で、塗料は「乾燥させること」が大切ですが、この時期は乾きにくい!

乾きにくいなら、乾かす時間をとればいい。

つまり、この時期は焦らせずにしっかりと塗料を乾燥させる時間をとることが大切です。

気温が低い時期

関東では、気温が5℃以下まで下がるのは真冬の朝方くらいですかね?

そのため、さほど心配する必要はありません。

一方で、「塗料の乾燥」は気温に左右されます。

寒い時期は乾きにくいため、こちらも焦らせずにしっかりと塗料を乾燥させる時間をとることが大切です。

結露が生じる時期

冬場は「結露」が発生します。

そのため、結露が乾いてから塗装する必要があります。

よく、「冬は乾燥しているから乾きやすいと言われた」という声を聞きますが、大きな間違いです。この時期ほど、乾燥に気を配る必要があります

台風の時期

さいごに「台風」ですが、風が吹いても品質に影響はありません。

そのため、考えることは「足場の安全対策」だけです。

台風が来ることが予測されるときは、前日からしっかりと足場のシートをたたんで対応することが大切です。

 

外壁・屋根の劣化から考える

よく、「塗装に適した時期でやりたい」という声を耳にします。

ですが、その時期を待って壁や屋根そのものが傷んでしまったら元も子もありません。

あまり季節に左右されすぎず、お家の痛みを直すことを最優先で考えましょう。

ワンポイントアドバイス

家が傷むのは、主に①紫外線②熱③水④凍結です。そのため、「夏」と「冬」に一気に痛みが進行していきます。「どの季節にやるか」より「夏を越さない」「冬を越さない」方が大切です!

 

まとめ

塗装のベストシーズンは、強いて挙げるなら「11月」です。

ただ、関東地方においてはあまり季節にこだわる必要はないと考えてOKです!

しっかりと「急がずにやってもらう」管理だけは徹底しましょう!

 

最も大切なのは、家が傷むことを阻止すること。

夏を越さない」「冬を越さない」ように計画を立てるようにしましょう!

 

計画する前に、まずはしっかり今の現状を「診てもらうこと」が大切です。

全員が有資格者!プロによる外装劣化診断とは?

↓↓こちらをクリック↓↓

この記事を書いている人 - WRITER -